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『根元的恐れ』

『根元的恐れ』


黄しまぞおり黄しまぞおり今回は、エニアグラムの基本ともいえる根元的恐れについて書きます。
『根元的恐れ』
性格をつくる根底にあって殆ど自覚されない無意識の層にあります。

私たちが感じる恐れは、この『根元的恐れ』がベースになって作り上げられる副次的恐れと呼ばれる、何層にもなっている恐れの方です。

エニアグラムのタイプはこの『根元的恐れ』と、その次の層につくられる『根元的欲求』によって決まります。
(無意識的状態であるため、タイプの誤認がよく起こります)
エニアグラムのワークショップでは、タイプの診断テストをした後から、本当のタイプ探しが始まります。診断テストの結果は、自分のタイプとは違うタイプになりがちです。面白いことに、「このタイプは嫌だ~」と感じるタイプが自分のタイプであることが多いです。私もその一人です。かなり抵抗しました。このタイプではない証拠を必死で探したりして・・・(^_^;)

おっと、横道にそれましたが、もどります。

性格のメカニズムは『根元的恐れ』によって作動します。

そして『根元的恐れ』は、幼い頃本質とのつながりを失うことで生まれます。

本質とのつながりの喪失は、幼い頃に満たされなかった欲求やニーズが阻害されることで起こります。
その結果、自分の中の特定の重要な何かが欠けていると感じ、深い不安感が生まれるのです。それは理由の自覚できない不安であり、その不安さえ自覚できない強い無意識の不安です。それが『根元的恐れ』です。
※しかし、全て親のせいという訳ではありませ。例えどんなに素晴らしい親の下で育っても、完璧に子供のニーズを満たすのは無理だからです。この『根元的恐れ』の形成は不可抗力ともいえます。
より微妙な観点からすると、『根元的恐れ』は、死や消滅という普遍的な恐れに対する反応です。

自分の中に、9つのタイプ全ての『根元的恐れ』を見出すことができますが、自分のタイプの『根元的恐れ』が、他のタイプよりはるかに行動の動機になりやすいのです。
なぜなら、自分のタイプの『根元的恐れ』がより強固に固められ、私たちの行為の殆どに原因として働くからです。

各タイプの『根元的恐れ』は詳しく説明されていますが、結構長いので、機会があれば、紹介したいと思います。黄しまぞおり黄しまぞおり


























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