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副次的恐れ タイプ8

副次的恐れ タイプ8


『副次的恐れ』は根元的恐れの上に重なっていきます。その副次的恐れが重なっていくにつれ、そのタイプ独特のパターンに陥ります

また副次的恐れが1つ下の段階の「副次的欲求」を生み出します。例えばタイプ1の段階2の副次的恐れは「個人的な感情と衝動的な行為で道を誤るのではないか」と恐れるのですが、その恐れを補おうとして、段階3の副次的欲求「自分の良心と理性にしたがって行動したい」を生み出します。
その欲求自体が問題なのではなく、その欲求だけに執着していくことが問題なのです。『その欲求を満たせば、全てうまくいき、何の問題も恐れもなくなる』と思ってしまいます。そして段階が下がれば下がるほど、その思い込みは強くなり、独りよがりになっていきます。

タイプ8の恐れ
健全の領域(段階1~3)
段階1  解放の段階 (根元的恐れ)
傷つけられ、コントロール(支配)され、侵害されること
(上昇)↑↓(下降)
段階2  心理的受容力の段階 (副次的恐れ1層)
弱い存在になったり、傷つきやすくなるのではないか。自分の力と自立性を失うのではないか
↑↓
段階3  社会的価値の段階 (副次的恐れ2層)
統率者・扶養者としての自分の役割を遂行するために、自分で自由にできる資産や資質を、十分には持っていないのではないか

↑↓

通常の領域(段階4~6)
段階4  不均衡の段階 (副次的恐れ3層)
他の人たちは自分に反応しない、あるいは、自分の権威を尊重しないのではないか
↑↓
段階5  対人関係支配の段階 (副次的恐れ4層)
自分がいる環境の統御(コントロール)を失うのではないか(他の人たちは自分を後押ししてはくれない)
↑↓
段階6  過補償の段階 (副次的恐れ5層)
他の人たちが、自分に刃向うのではないか

↑↓

不健全の領域(段階7~9)
段階7  侵害の段階 (副次的恐れ6層)
報復(仕返し)されるのではないか
↑↓
段階8  妄想と衝動の段階 (副次的恐れ7層)
自分の資産や資質は、これ以上続かないのではないか
↑↓
段階9  病理的崩壊の段階 (根元的恐れが現実になる)
「自分は他の人たちに傷つけられ、支配される」が現実になる


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