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副次的恐れ タイプ3

副次的恐れ タイプ3


『副次的恐れ』は根元的恐れの上に重なっていきます。その副次的恐れが重なっていくにつれ、そのタイプ独特のパターンに陥ります

また副次的恐れが1つ下の段階の「副次的欲求」を生み出します。例えばタイプ1の段階2の副次的恐れは「個人的な感情と衝動的な行為で道を誤るのではないか」と恐れるのですが、その恐れを補おうとして、段階3の副次的欲求「自分の良心と理性にしたがって行動したい」を生み出します。
その欲求自体が問題なのではなく、その欲求だけに執着していくことが問題なのです。『その欲求を満たせば、全てうまくいき、何の問題も恐れもなくなる』と思ってしまいます。そして段階が下がれば下がるほど、その思い込みは強くなり、独りよがりになっていきます。

タイプの3恐れ
健全の領域(段階1~3)
段階1  解放の段階 (根元的恐れ)
自分は値打ち(価値)がないこと。不十分であること
(上昇)↑↓(下降)
段階2  心理的受容力の段階 (副次的恐れ1層)
自分は拒絶されるのではないか(自分が賞賛に値しないため、人を失望させるのではないか)
↑↓
段階3  社会的価値の段階 (副次的恐れ2層)
人に後れをとるのではないか。他の人たちより見劣りするのではないか

↑↓

通常の領域(段階4~6)
段階4  不均衡の段階 (副次的恐れ3層)
他の人たちからの好意的な評価を失うのではないか、自信を失うのではないか
↑↓
段階5  対人関係支配の段階 (副次的恐れ4層)
他の人たちは自分を見抜いているのではないか(自分に恥をかかせるのではないか、面子を失うのではないか)
↑↓
段階6  過補償の段階 (副次的恐れ5層)
失敗しかけているのではないか。自分の主張は空虚で不正直なのではないか

↑↓

不健全の領域(段階7~9)
段階7  侵害の段階 (副次的恐れ6層)
自分のことがばれてしまい、他の人たちが自分に好意をもってくれる理由をなくすのではないか(自分を称賛する理由は何もないのではないか)
↑↓
段階8  妄想の段階 (副次的恐れ7層)
自分の嘘や空虚さが暴露されるのではないか(そうすれば破滅だ)
↑↓
段階9  病理的崩壊の段階 (根元的恐れが現実になる)
「自分は価値がないとして、拒絶される」が現実になる


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